子供の未来創造委員会委員長所信

子供の未来創造委員会委員長所信

この地城陽市に生まれ育ち地域と共に人生の大半を過ごしてきました。城陽青年会議所に入会する機会を得て地元城陽への想いも強くなりました。青年会議所に入会し 2 年目で 未熟でありますが、清水の舞台から飛び降りる気持ちで委員長という職を担う決意を致し ました。

城陽市においてここ数年、JR 奈良線複線化・駅リニューアル、新名神高速道路工事開始、 それに伴う大型商業施設・大型物流センターの開発が計画され期待感は強くなっています。 しかし、現在周辺市町村より人口減少が進んでおり人口減少を食い止めることが課題とな っています。これからのまちや未来をつくるのは子供達です。
子供達は発達が未発達で幼く 大人より外出しにくい環境にあり手厚い支援を必要としています。

青年会議所は 20歳~40 歳までしか所属できない組織です。その若さを活かしメンバーが まず自身の子の出産や子育ての経験または自身の幼少期の経験について振り返ることが必 要です。子供達と交わることで自身の経験を詳細に思い起こし、その出来事を言葉に表し、 他者と共有することで自身の子や地域の子供達に対する姿勢に新たな見地を持つことができます。その中で地域や社会に対するメンバーならではの課題が見え、取り組むことで今までとは違った結果を生み自身の成長にもつながると考えます。

メンバーだけでなく各諸団体や市民の皆様、企業様と連携を組み活動に取り組むことで 地域として子供達に対する理解は深まり、より深い課題に取り組んでいける土壌が出来上 がると考えます。さらに活動を通して意見を交換することでまた新しい課題が見えてきます。職場内や地域において得た経験をもとに各々が取り組むことで、地域全体で子育てしやすい環境を構築できると考えています。

現代において、核家族化や独居世帯が増加し、社会的文化も変化していることもあり、子供達の特性を理解しにくい環境になっています。活動を通して子供と触れ合い理解を深めていくことで関わり方に変化が起こり多世代での交流も盛んになります。地域で子供達を支えている姿勢を知ってもらうことで、城陽への愛着もより深くなり子育てしやすい環境が生まれ定住につながります。

最後になりますが、委員会メンバーは子供の問題にかかわる地域のリーダーに成長していただき、メンバー一丸となり率先してこれからの子育ての在り方を真剣に考え、より多く感じ実行していかないといけません。我々の行動によりやさしさが希薄化したまちを包み込み、今までとは違った新しいリーダーになっていくと確信しています。新しいリーダーはまちの発展に貢献し、次の時代を創る立役者になっていきます。そして我々は日本一子供にやさしい青年会議所になります。

委員長 浦畑 佑太郎