多田 斉 理事長 所信

スローガン

志高く~愛するまち(城陽)の未来のために~

理念

地域から愛される人望の厚い人財を創出する

行動指針

人を思いやり感謝の気持ちを忘れず行動しよう

やると決めたら信念を持ち挑戦しよう

いつも前向きに笑顔あふれる組織を創ろう

はじめに

 

1982 年、まちを愛する若者が次代を担う若い力の結集によって一人ではできなかったことを、多くの友と力を合わせて日本で 696 番目の青年会議所として城陽青年会議所は設立されました。地域社会から期待される青年団体として、脈々と受け継いでこられた歴史や熱い想いを胸に本年度理事長の職をお預かりさせていただきます。

 青年会議所の基本理念は「修練」 「奉仕」 「友情」の三信条を掲げ、「明るい豊かな社会の実現」を共通の理想としています。また、この三信条の意は若者たちが集まって自己啓発や修練を行う場であり、培われた力を用いて地域社会に奉仕することで、地域全体が輝きを放てると確信しています。私自身、城陽青年会議所に入会を得て多くの困難に直面しましたが、高い志をもつ仲間と共に力を合わせ立ち向かうことで、多くの学びを得ることができ私自身の財産となりました。

【地域課題】

 近年城陽市では、新名神高速道路開通やプレミアム・アウトレットの誘致、日本初となる基幹物流施設などまち全体が大きな変化を遂げようとしています。その一方で、地域の皆様とのつながりの希薄化・まちの行事に対する認知の低さなどが課題でもあり、城陽市に在住する約 8 割りの子供達がまちのイベントに対して参加をしていないという統計もあります。また、行政・関係諸団体の皆様からも城陽青年会議所の力を貸して欲しいという要望も数多くあり、青年会議所は地域のリーダーとして課題に向き合い解決していく必要があります。いつの時代も地域が抱える課題は数多く点在していますが、現在の城陽市に対してなにが必要かを理解し我々が地域の皆様との架け橋となり、まちの行事に対して魅力を発信していくことで一つでも多くの課題を解決することができ地域全体が明るく未来ある都市として変化すると確信しています。

【自身の経験】

 入会当初の私は全く青年会議所に対して興味がわかず、理由をつけては委員会や例会を欠席し活動に対しての意欲の出ないメンバーでした。そんな日々を過ごす中、仲間の一人から、当時の委員長を一緒に支えてあげて欲しいと言われ、少しずつ参加をすることで運動や活動に対しての意欲が沸々と湧いてきました。この頃から青年会議所会員として自覚が生まれ、事業の構築段階から参加をするようになり自身の自己成長にもつながり、運動や活動を進めて参りました。また、城陽マラソン大会が開催されると聞き、事業を構築するメンバーの一人として共通意識をもち参画をいたしました。当時の城陽マラソン大会は、老若男女を問わず多くの方が城陽の地に集まり地域全体を巻き込む大きなイベントのひとつでもあり、訪れた方々のお顔を拝見すると大変良い表情をされている方が多く見受けられ、そんな光景を目の当たりにした私はとても感銘を受けたことを今でも鮮明に覚えています。また、城陽秋花火大会では全国各地から多くの来客が集まるイベントであり、訪れた皆様から「ありがとう」や「楽しかったよ」と多くの方々に称賛のお声を掛けていただき、さらに地域のために貢献活動ができないかと考えるようになりました。青年会議所の活動は地域の皆様から喜んでいただける素晴らしい組織だと感じ、今後もメンバーと共に地域のリーダーとして魅力あふれる事業を進めて参ります。

【青年会議所としての意義】

 私自身、運動や活動を行う上で、「行政・関係諸団体との連携や交流の強化」「地域住民への認知度の向上」「正会員数の増加」が城陽青年会議所に必要であると確信しました。青年会議所の基本理念でもある「明るい豊かな社会の実現」に向け、我々の存在意義を再度メンバー一人ひとりが自覚し、決して関係性を希薄化してはいけない行政・関係諸団体・地域住民の皆様と連携を図り一年間運動や活動に努めて参る所存です。地域住民の皆様が今の城陽市に対して、何を求めているのかを行政・関係諸団体と連携を図りより多くの市民の声を聴くことで地域全体の課題が浮き彫りとなり課題解決に向けた活動を行うことで、地域全体がより良い社会になり未来ある城陽市へと展望を遂げると確信しています。また、多くの地域住民の皆様に活動を周知し、事業を通して共感をしていただき、魅力あふれる運動を展開することで、地域全体が活気に溢れ笑顔が絶えないまちとなり青年会議所としての意義を果すことで市民の皆様から認められる団体として一年間運動や活動を進めて参ります。

 正会員数の減少が青年会議所として大きな課題のひとつでもあります。城陽青年会議所としてもこの先、組織として存続危機であることは明確であり危機的状況を打破すべく、本年度は拡大会議体を設け一年間を通じて活動を展開して参ります。会員拡大に関しては単年度で行うものではなく、昨年度から取り組んできた交流会や意見交換を本年度も継続することで、城陽青年会議所に興味をもっていただき会員数の増加に努めていく所存です。

また、我々の運動や活動に対していつも暖かく見守っていただいている先輩諸兄姉の皆様との連携を絶やすことなく、常に情報共有を行うことで自ずと継続した会の運営につながると確信しています。我々は、まちのために活動を展開している誇らしい団体と認識していただけるような、魅力あふれる事業を一人でも多くの方に届けることで、青年会議所としての価値が高まり皆様から憧れる組織へ変化することが入会をしていただく一番の道筋だと私は考えます。
青年会議所の運動や活動を行う上で、組織の下支えとなる事務局の配置は必ず必要であります。まずは、会議における事前準備や規律ある会議運営を行い適正な事業が行えているかを判断し、組織として基盤強化に努めて参ります。また、近年青年会議所として会議運営を円滑に進めていく上でデジタル技術の活用による新たなモデルの創造や業務効率化などを実現とし取り組みにも尽力していきます。それに加え、一年間を通じて青年会議所活動の魅力を SNS やホームページを通じて毎月配信を行い、より多くの方に共感していただく内容を模索し配信を行います。そして、行政・関係諸団体との連絡調整機関として委員会や会議体と連携を密に行い、組織の屋台骨として一年間活動することで仲間から慕われる人財へ成長すると確信しています。

【青年会議所活動に対する機会の提供】

 昨年は城陽青年会議所から日本青年会議所近畿地区京都ブロック協議会会長を輩出させていただきました。会長輩出にあたり、私自身青年会議所活動において多くの学びや経験をさせていただきました。その反面、近年の活動では経験をしたことがないことも数多くあり全国各地から連絡調整に対する対応や事業の参加動員の依頼など、多くの業務が増える場面もありましたが、それが城陽青年会議所から会長を輩出する義務であり、またメンバー一人ひとりの更なる成長と学びを得る機会だと捉え何事にも前向きに考え行動することで、新たな学びを得る機会となりました。この経験を活かし一人でも多くのメンバーに、出向に対する意義を理解していただき本年度も多くのメンバーで出向をしていきましょう。

 出向することで自身の成長につながる数多くの学びの場があります。最新のテクノロジーに対しての学びや、社業や地域に活かせるセミナーなど数多くの機会の提供を取り入れ、自身の成長にもつなげまちの活性化にも活かしていきましょう。また、全国各地から同じ志をもつ仲間共出会える素晴らしい場であり、さらなる交友関係にもつながり青年会議所の活動においてもより活発になります。多くの経験や学びを、城陽青年会議所に反映することで一つ成長し組織として強固なものとなり、地域全体に還元して参りましょう。そして、一年間を通して様々な魅力あふれる事業を行っており、積極的に参加することで我々の新たな価値の創造や学びにつながると確信しています。

 コロナ禍の中で直接的な交流が希薄なものとなっておりましたが、姉妹青年会議所である大韓民国慶山青年会議所とは国境を越えた同じ志をもつ仲間であり、本年度も連携を図り城陽青年会議所との信頼関係をより一層強固なものとしたいと思います。

【結び】

 青年会議所は単年度制であり、メンバー一人ひとりが初めての職を担います。仲間が困っている時には、必ず手を差し伸べて全員で助け合いましょう。まず、相手の気持ちを理解し相手の立場になって行動することで絆が芽生え、お互いの理解を共有することで共通認識が生まれ仲間意識の向上にもつながり、仲間同士助け合い協力することで信頼関係が構築されます。また、様々な課題にも直面する場面は数多くありますが、信念をもって一人ひとりが前向きに捉え真っすぐ向き合うことで必ず問題は解決します。組織として一丸となることで組織の基盤強化にもつながり、人として青年経済人として今後の青年会議所をみんなで盛りあげていきましょう。

 最後に、城陽青年会議所は城陽市を拠点として地域の活動と貢献を行っています。在籍しているメンバーはもちろんのこと、まだ見ぬ新しい仲間と共に城陽市全体を盛り上げ未来ある都市と誰もが認めるまちづくりを組織全体で創りあげていこうじゃありませんか。他者への配慮を持ち、社会のため、人々のために私利私欲を捨て、奉仕の精神をもち心に決めた物事を成し遂げる決意が志であると考え、それが自ずと自身の糧となり大きな成長へとつながり、誰かのために真剣に取り組んだ功績は必ず誰かの目に留まり、貴方のもとへ返ってくるでしょう。そして、自身や組織が相乗効果を図ることで城陽青年会議所の新たな姿が見えてくることは間違いないと確信し一年間運動や活動を全力で突き進んで参ります。